驚き方やしぐさでわかる、その人の心理

人間は意識的な行動で
心理を表すことはあまりない
と言われています。

これは、

無意識の行動が物語る部分が
大きいということでもあります。

では、

心理状態を計るときに
何が目安になるのかと言えば、

それは驚き方です。

人間はビックリさせられたときに
演技をすることはできません。

そのため、

驚いたときに視線を泳がせたり、
そらしたりする人は、

それを直視できない理由が
あるということになります。

しぐさでわかるものとしては、
他に口元を隠すというのがあげられます。

これはうっかり、
まずいことを口にしたときにやる人が多いため、
驚き方としてもポピュラーだと言えます。

もっとも、

これは好意を抱いている相手へのは
にかみとして表現されることもあるため、

そういうしぐさをする人が問題を抱えているとは
一概には言えません。

自分もしくは相手の髪を触るというのも、
しぐさでわかる好意の表れだと言えます。

こちらは好意を抱いている相手から
髪の毛を急に触られたら、

その驚き方から当人や周りに
気持ちが伝わることもあります。

しぐさでわかるものとしては、
他に足の動きがあげられます。

緊張しやすい人は、

その心理が足に出ることが多く、
それがいわゆる貧乏揺すり。

また、頻繁に足を組み替えるといった
行動で表現されるのです。

また、驚き方を表す表現として、
浮き足立つというのがありますが、

これは恐怖感から逃げ出したいという心理を
表現したものでもあります。

口元の動きも、
心理を計る上で参考になります。

緊張状態にあるときに
唇が乾くからとそこを頻繁になめ回す人もいれば、

驚いたときに大口を開けてしまう人もいるため、
観察するときには非常に分かりやすい
ポイントとなります。

また、いらだっているときに
歯ぎしりをする人は多いため、

そこから何を考えているのかを
悟ることもできます。

このように、驚き方やしぐさというものは、
人間の生の感情がそのまま
表現される傾向にあります。

相手が今どのような心理状態にあるのかを
察したいときは、

それらを観察するようにした方がよいでしょう。

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